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その無料サンプルを、お肌につける前に! [スキンケア]

「毒を食べたら危険」は食品、「バリアを壊したら危険」は化粧品、という基本の概念を理解できない人に、化粧品の安全性などを語る資格はありません。

しかし、化粧品業界では、いかに女性を信じさせるかが市場競争の基本です。「適正な価格である」「毒性添加物を使っていない」「全成分を公開している」「無香料・無鉱物油・無添加です」など、皮膚への価値ではなくて、こういう無意味な宣伝合戦で勝敗を決めてきたのです。その結果が「お化粧による肌の老化」だったのです。

化粧品公害の原因が、単に毒性添加物にすぎないのなら、はるか以前に化粧品公害などは解決されていたはずです。

また化粧品業界は、角質層の重要な環境である皮脂とはあまりにも組成の違うクリームや乳液を普及させてきました。ポリマー製のクリームや、オリーブ油など特定の油をCMしてクリームの代わりにつけさせるなどがその典型です。これではバリアの基本構造である角質層を維持することは出来ません。

年齢や、皮膚生理に基づかない化粧品を使用したりして、荒れてしまった皮膚は、皮脂に類似した脂質を補充して、角質層本来の環境を再現することが重要です。

化粧品の良し悪しは、その化粧品を10年~30年(長期間)使用して、お肌が健康であるかどうかにあります。あなたから娘、そして孫娘へ、親子三代が安心して使用出来る化粧品を選択していますか?

正しい化粧品を選択するには、つけた感触ではなく、皮膚の仕組みをしっかり理解することと、栄養-皮膚-化粧品の関係を正しく認識することが大切です。

あなたの皮膚を守れるのは、化粧品ではありません。あなた自身の正しい知識なのです。

「ゼノア化粧料 基礎資料セット」」:2,500円(送料込・ゆうパック代引「手数料:250円」)

ゼノア化粧品のことはもちろん、賢い消費者としての「確かな目」を身に付けることが出来ます。

「セット内容」

・ゼノア化粧料総合カタログ
・やさしい化粧品のはなし[東京美容科学研究所:編]

・「それでも毒性化粧品をつかいますか」[DVD:34分]
・「あなたの肌を10歳若く・・・ゼノア剥離性パック美容術」[DVD:30分]
・ゼノア70周年記念講演「アンチエイジング化粧品の秘密」小澤王春[DVD:13分]

・柿の葉ニュース[1号~24号](6号は廃版)
・ゼノアニュース[1号~5号](1号はコピー)

・高純度純石けん[クリームソープ サンプル22g]
・柿の葉茶サンプル20g

・ゼノア化粧料の選び方・使い方
・「警告、アンチ・エイジング化粧品で老化が進む!?」[東京美容科学研究所代表 小澤王春・著]
・その他

又スタートセット等の各種セットから、ゼノアをお試し頂けるお客様には、この基礎化粧資料セットを無料で同封しています。更にゼノア化粧料をより効果的にお使い頂く為の資料集もお届けさせて頂いております。ぜひこの機会に、実際にゼノアの基礎化粧料をお使いになりながら、より一層の深い知識を身に付けて頂きたいと思います。商品購入の際は、ゆうパック代引(手数料250円)になります。

ご希望の方は、メインサイトにお越し頂き、ゼノア総合カタログを注文(無料)した後、通信欄に「ゼノア基礎資料セット希望」とお書き下さい。

創業73年 日本唯一のスローコスメ 「ゼノア化粧料本舗」
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柿の葉ニュース25号 「界面活性剤の毒性を自ら示した洗剤メーカー」 [スキンケア]

①界面活性剤は、頭皮のバリアをこわす。

②バリアがこわれると、頭皮の炎症が増える。某洗剤メーカーの調査は、柿の葉会の警告を証明した。

石けんシャンプー派と洗剤シャンプー派が対立して50年になります。
シャンプーが石けんとは違う界面活性剤の水溶液であることをはじめて報じたのは、本会(当時は別名)でした。
本会は新聞で広く広報したりはできません。しかし資金豊富な洗剤業界は大きい広報力を持っています。
むかし厚生省の「催奇形性はないと思われる」という発表を受けて、洗剤業界の「毒性のないことがわかった」という発表がテレビで報道されました。厚生省→業界→国民という図式で巧妙に界面活性剤の毒性が隠蔽されたのです。

「柿の葉ニュース25号」・・・・・目次

1.バリアの破壊にふれない洗剤毒性説

2.洗剤の大メーカーが調べた頭皮のトラブル

3.頭皮のトラブルは界面活性剤の毒性の結果

4.洗髪しにくい石けん?宣伝内容を次に示す。

5.髪をいためるのは洗剤シャンプー

6.頭皮や髪の健康をまもるのは石けん

7.細胞膜と界面活性剤

8.経皮吸収とバリヤ破壊

書籍紹介

1.アトピーは合成洗剤が原因だった!
2.騙す化粧品

創業73年 日本唯一のスローコスメ「ゼノア化粧料本舗」
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小澤王春 最新刊 「騙す化粧品」(荒れ肌・老い肌・乾燥肌になるのは当たり前) [スキンケア]

ご存じですか?

表皮を生き生きさせる化粧品は、肌のターンオーバーをおくらせるものだということ。
化粧水をつけて潤う肌は、肌自身の潤いがない乾いた肌だということ。
そして、いずれシワに悩むことになるということ。

何の疑問も抱かずに、今お使いの化粧品を使い続けますか?
肌が荒れるのは化粧品が原因なのだということに早く気づいてください。

そして、

皮膚の健康に役立つ薬効成分を皮膚の表面につけても、まったく役に立ちません。
又、皮膚の内部組織の化学を解説して、皮膚構成成分の一つであるヒアルロン酸や
アミノ酸が重要だといって化粧品に配合しても、その成分があなたの皮膚細胞を
若返らせることはありません。

過激に警告、でも読んで納得、「バカがつける化粧品」真相編。メタモル出版 定価(本体1600円+税)

小澤王春 最新刊 「騙す化粧品」(荒れ肌・老い肌・乾燥肌になるのは当たり前)・・・目次

化粧品業界の疑似科学を信じてはいけない●まえがき・・・・・5

本文に出てくる主な用語・・・・・21

◎序章 皮膚と化粧品の予備知識

化粧品には表皮の表面に塗るもので、皮膚の中に染み込ませるものではない、という前提があります。強引に皮膚に水を注入させ

、皮膚を膨張させれば目尻のシワは簡単に消せます。しかし、モノの出し入れを続ければ続けるほど、皮膚のバリア機能は壊れて

いきます。皮膚には壊れた組織を回復させる再生力もありますが、こんなことを何年も続けていたら、その力も尽きてしまいます

角質層の表面が荒れているときや、傷などができて組織がむき出しになった場合は、その部分に化粧品が必然的に染み込んでしま

うこともあります。本来、化粧品はそういう傷ついた部分を固い壁に変えて補強すべき商品なのです。

こういう知識は基本的な皮膚のしくみからしか知ることができないのです。

○皮膚のしくみ・・・・・36

・表皮は体を守る壁である・・・・・36
・表皮は異物の侵入を防ぐ壁である・・・・・38

○化粧品の歴史・・・・・40

・法制度からみる化粧品・・・・・40
・医薬部外品(薬用化粧品)の全成分表示・・・・・44

◇序章のまとめ・・・・・45

1.化粧品は皮膚の表面に塗るもの、皮膚の内部に浸透させてはならない。
2.表皮は真皮を守る壁であり、異物の侵入を防ぐ壁である。
3.表皮は早死にすべき細胞であり、若返らせるものではない。
4.全成分表示制度は、危険になった化粧品から体を守るための制度である。

◎第一章 キッズコスメは必要か

化粧品が皮膚に染み込んではならない理由を説明してきました。化粧品が皮膚に染み込まないように皮膚を守っているのは皮膚の

バリアです。もちろん、それにはメイク化粧品も含まれます。

しかし子どもの皮膚は未完成で、そのバリアも当然未完成。お化粧は思春期という皮膚の完成期を過ぎ、さらに数年の間、外気に

さらし、皮膚の壁を十分に完成させてから始めるのが正しいのです。

このようなことを頭に入れて、キッズコスメはどうあるべきかを考えてみましょう。

お母さん方は、子どものお化粧を止めることができないのなら、その成分表からできるだけ皮膚の環境をこわさないコスメをお子

さんにすすめてあげればいいのです。

化粧品を使いはじめる年齢が低ければ低いほど、顔の老化はどんどん進みます。

○バリアをこわす化粧品を若いときから使ってはいけない

・子どもだってお化粧したい・・・・・48
・中学1年のとき美白化粧品でケアしはじめたら・・・・・51

○子どもの皮膚は未完成・・・・・56

・子どもの角質層は大人の半分の暑さしかない・・・・・57
・新陳代謝の早いことが唯一の救い・・・・・58
・子どもに化粧品を研究させてみたら?・・・・・60

○キッズコスメは安全な成分で作られているものではない・・・・・63

・法定色素は危険な成分・・・・・63
・窒素化合物にご注意を・・・・・67

○皮膚の成長を考慮した成分を・・・・・68

・口紅の油をクリームに転用しないで・・・・・69
・20代初期までは環境の変化を与えないで・・・・・70

◇第一章のまとめ・・・・・73

1.皮膚に異常を感じたら、化粧品は一切つかってはいけない。
2.お化粧デビューが早いほど肌の老化は早くなる。
3.法定色素(赤~、青~など)は子どもには使えない。
4.毒性の強い窒素化合物を使わせてはいけない。

◎第二章 化粧品にまつわるウソ・ホント

化粧水も乳液もクリームも、皮脂の代用品として発達してきました。動植物油をそのまま塗った原始時代から始まり、古代エジプ

トの香油も、紀元前150年ごろギリシャで発明されたコールドクリームも、近代世ヨーロッパで開発されたバニシングクリーム

も、成分的には皮脂に近づいてきたのでした。化粧品は添加する特殊な成分より、化粧品の基剤そのものが重要であることはこう

いう歴史が示したいます。

しかし販売競争の激化がそうさせたのか、今、各メーカーは皮膚を老化させるアンチ・エイジング化粧品(?)や美白化粧品の宣

伝に熱中しています。消費者の購買意欲をかき立てるためのキャッチコピーやPR、そして原料メーカーが化粧品業界に売り込む

成分の独善的効能などが氾濫して、業界も消費者も全員が混乱し美容の基本を見失っているのが現状です。

本章では、彼らが消費者に与えている情報がいかに矛盾に満ちたものであるかあるかを論証します。乾燥肌や老化肌で苦しむ女性

の年代が年々低下しているのはこのためではないですか?現代女性の皮膚の異様な老化は化粧品の暴走の結果としか考えようがあ

りません。

○皮膚のエコロジーを破壊する化粧品・・・・・76

・皮膚のエコロジーとは・・・・・76
・皮膚のエコロジーからみたクリーム・・・・・79
・皮膚のエコロジーをこわすジェル・・・・・82
・合成界面活性剤の乱用が深刻になっている・・・・・90

○科学情報に弱い現代人・・・・・92

・酸化防止剤は壁の中でやりなさい・・・・・93
・有効成分や植物エキスはバリアをこわさないと入らない・・・・・97
・聞いたことがある?「イン・ビトロ」「イン・ビボ」・・・・・99
・皮膚に染み込む化粧品の正体・・・・・105
・大メーカーの社会的責任・・・・・106
・シワが消えたのはQ10のおかげではない・・・・・108

○国民をミスリードする大会社とマスコミ・・・・・111

・メーカーの意見だけで記事を書く記者・・・・・111
・墓穴を掘ったアンケート結果・・・・・115
・いったい何を信じればいいのか・・・・・119
・決着を報道して初めて仕事を全うするのでは?・・・・・123

○流行の化粧品はみんな欧米から入ってきた・・・・・128

・流行している化粧品の中身・・・・・128
・欧米の「スキンケア」にだまされないで・・・・・132
・化粧品に付随する各業界の思惑・・・・・134

◇第二章のまとめ

1.肌が求める原料(油剤)を使っているクリームを選ぼう。
2.ジェルは化粧品ではない。肌にラップやビニールが貼りついているのと同じ。
3.乾燥肌、老化肌の最大の原因は界面活性剤の乱用である。
4.コラーゲン、プラセンタ、コエンザイムQ10・・・浸透させるほど肌は老化する。
5.化粧品の広告は信じてはならない。大企業の広告も同じである。

◎第三章 皮膚のしくみに反した現代化粧品

皮膚は生体の一部です。しかし、生体だからといって、生きているとはかぎりません。牛の角や象の牙が生きていると思っている

人はいないでしょう。

表皮の角質層も生きていません。角質層も髪も死んでいます。生きている細胞には細胞核という生命体の本拠がありますが、角質

層や髪(毛幹)の細胞には細胞核が消滅しているのです。角質層は細胞核が消え、死んで固化しているから皮膚の壁たりうるもの

。化粧品はその角質層の表面に塗るものです。

また、角質層にはすべての物質の侵入を拒否するバリアがあります。皮膚が健康なら化粧品は浸透できるはずがありません。

角質層の近くに水分が多いと健全な角質層が形成できません。化粧品製造には欠かせない常識なのです。これらの性質は生物の進

化とともにヒトの皮膚に付随してきたものです。

以上の皮膚の機能を妨害することは、皮膚の健康を害することでしかありません。水で皮膚を膨張させ、ポリマーや脂質で皮膚に

光沢を与えても、それは逆に皮膚を老化させる誘引となるだけです。

○はじく皮膚、吸収する粘膜・・・・・140

動物も植物も体型はチューブ・・・・・140
薄いゴム風船に水を溜め込んで生きている・・・・・143
バリアは皮膚にはあるが、粘膜にはない・・・・・144
自然化粧品だなんて、とんでもない幻想だ・・・・・146

○表皮を生き生きさせてどうするの?

・化粧品からどんどん油が減っていく・・・・・148
・ケラチノサイトを忘れたのか、知らないのか・・・・・151
・新陳代謝の衰えた表皮は、はがして捨てよう・・・・・154
・表皮は角化させるのが正しい・・・・・157

○皮脂というクリームのでき方・・・・・160

・皮脂には安全な量の界面活性剤が存在する・・・・・160
・本来のクリームが作られていない・・・・・163

◇第三章のまとめ・・・・・166

1.体内物質の漏洩(ろうえい)と異物(化粧品も)の侵入を防ぐのが皮膚の役目。
2.「自然のものは体にいいから化粧品も自然の原料で」というリクツは皮膚と粘膜のしくみがわかっていない証拠。
3.表皮に水を浸透させたら角質層が弱くなる。これが不全角化(パラケラトーシス)
4.健康な肌を維持するには水だけでもダメ、油だけでもダメ。
5.皮脂の構造と似た成分のクリームを使おう。つけ心地だけで選ばないこと。

◎第四章 植物が安全だなんて誰が決めたのだろう

植物なら安全だという思想はどこから生まれたのでしょうか。おそらく1950~1980年代の石油合成化学物質による公害に

人々が苦しんだからでしょう。石油化学に対する反発が自然環境への愛着を高め、植物を代表とする自然志向を生み出したにちが

いありません。

しかし、自然はもともと弱肉強食の世界です。植物にも敵を攻撃する毒や自衛のための毒があります。そのため毒性の低い食用植

物として、古きものは数千年かけて育成したのが野菜です。そしてその野菜でさえ、すりつぶして顔に塗ると皮膚を過敏にしたり

、光毒性を生じさせるなど、皮膚に安全とはとてもいえないものなのです。

植物エキスが安全だというのはどうもおかしいと気になって調べてみたら、案の定というべきでしょうか、植物だから安全という

のはまったく根拠のない迷信であるような気がしました。一般には薬草と毒草に区別されているようですが、その境界は互いに錯

綜して、どちらかに決めることは不可能とも思えます。

植物を食べた場合、体には解毒作用があります。しかし、皮膚にはありません。ですから、たとえ皮膚から入った異物は体内にま

わりにくいといわれているとしても、化粧品の場合も注意すべきなのです。

○植物エキスを使える皮膚と使えない皮膚がある・・・・・168

・化粧品の目的は皮膚の健康を守ること・・・・・168
・植物エキスに薬効はあるのか・・・・・169
・植物エキスを使える人と使えない人・・・・・175

○薬や毒の起源は植物である・・・・・175

・医薬品の起源は植物・・・・・175
・植物成分を開発するのは安全だからではない。消費者が安全だと思っているからだ・・・・・178
・植物毒は植物の自衛から生まれた・・・・・179
・クマリンという植物毒・・・・・182
・食べられる野菜なら安全?・・・・・185

○使わない方が安全なエキス・・・・・186

・アントラキノン(肝臓障害、発ガン性の指摘も)
・フロクマリン(光毒性~シミ誘引物質)およびクマリン(日光疹および日光接触性皮膚炎、ヒト発ガン性)・・・・・187
・その他の毒のある植物・・・・・191
・手作り化粧品に使われる身近な植物(皮膚炎)
・おすすめエキスは基本的なものだけに・・・・・194

◇第四章のまとめ・・・・・196

・1.植物エキスは薬効より毒性に注意すべきである。
・2.アンチ・エイジング化粧品や美白化粧品を使っている人には、植物エキスは危険な成分。特に石けん洗顔できない人は避け

るべき。
・3.植物エキスの安全性は、ほとんどが確認されていない。
・4.植物エキスの中には、シミを誘発したり肝臓機能障害・発ガン性など毒性物質を含むものが少なくない。

◎第五章 界面活性剤を再考する

界面活性剤は化粧品の製造に必須の成分ですから、どんな参考書にも解説されています。念のために簡単に解説してから、界面活

性剤について一般の参考書がふれていない重要な問題について考えてみましょう。

本章では合成界面活性剤という呼称を使わず、あえて界面活性剤と書いたところがあります。読者は混乱なさるかもしれませんが

、僕の試みに一時ご協力ください。本章だけです。しかし心の中では「合成界面活性剤」とお読みになってもけっこうです。

本章を最後までお読みいただければ、僕がなぜ「合成」を省いたかが、おわかりになるかと思います。

○界面活性剤の解釈が混乱するのはメーカーのごまかしのせいだ・・・・・198

・バカの一つ覚え「石油から合成する界面活性剤が悪い」・・・・・198
・合成界面活性剤を界面活性剤にすべきだと思う理由・・・・・202
・界面活性剤は化粧品成分の王様・・・・・205
・アメリカの事典が虚業集団のよりどころ・・・・・207

○新しいタイプの界面活性剤の出現・・・・・208

・化粧品を完全に抜いた肌が本当の素肌・・・・・208
・水溶性ポリマーが界面活性剤の力を底上げする・・・・・211

○界面活性剤の諸問題・・・・・214

・油が存在しないと界面活性剤の毒性が増加する・・・・・215
・天然か合成かなど関係がない。界面活性剤であることが有害なのだ・・・・・216
・化粧水に界面活性剤が水の浸透剤として使われていた!・・・・・219
・ハイドロトロープの翻訳者に座布団一枚!・・・・・220

○アミノ酸、コラーゲン、ケラチンを使っていれば安全? とんでもない!・・・・・222

・これだけあるアミノ酸系界面活性剤・・・・・222
・コラーゲン・ケラチンへの幻想・・・・・224

◇第五章まとめ・・・・・227

1.界面活性剤は原料で安全性を判断してはいけない。
2.皮脂や角質層の脂質を流失させるのが界面活性剤の毒性。
3.界面活性剤は濃度、併用する種類、親水力などで危険性が異なる。
4.石けんという界面活性剤が安全なのは、皮膚上で無力化するからである。
5.水溶性の合成ポリマーは懸濁剤型の、新種の界面活性剤である。
6.素肌とは化粧品を抜いた肌のこと。一週間以上、化粧品なしで過ごした後、鏡に映った肌があなたの本当の素肌である。

◎第六章 医薬部外品の疑義

医薬部外品という名の化粧品があります。普通の化粧品と違って、シミ、シワ、ニキビという美容疾患の名称や育毛という魅力的

な言葉を普通の化粧品より自由に使うことができます。

また「医薬」という名称を消費者に印象づけることで販売合戦に圧倒的優位に立つことができます。誰だって化粧品と医薬部外品

とでは成分が違うと思うでしょうが、医薬部外品は薬用化粧品という化粧品です。化粧品と同様に医薬品も毒物指定の毒も使うこ

とはできません。成分が同じなのです。

医薬部外品には、ビタミン剤含有保健剤や殺虫剤なども含まれていますが、本書では医薬部外品の中の薬用化粧品だけを取り上げ

ます。

同じものに差をつける許認可権を官庁が握るのですから、これは明らかに利権問題だと思わざるを得ません。こっそり特殊法人を

作り続けて「外部に漏らすな」というお触れをまわしている組織だから「さもありなん」と僕は考えています。

○医薬部外品の社会的問題・・・・・230

・医薬部外品の存続は「業界の要望」・・・・・230
・美白化粧品の推薦は不満のガス抜きか?・・・・・233
・化粧品との差がついた「医薬部外品の安全性」・・・・・234
・外国の化粧品が日本に来たら?・・・・・236

○やっと始まった全成分表示が自主基準とは!・・・・・239

・化粧品は規制、医薬部外品は自主基準(自主規制)・・・・・240
・表示名称を変更し、表示は順不動・・・・・241
・薬用化粧品の特権・・・・・244

○同じ成分なのに効能があるようにみせるからくり・・・・・249

・以前は養毛剤という単なる化粧品だったのに・・・ ・・・・・250
・制汗剤も育毛剤同様、化粧品と同じ・・・・・253
・美白化粧品の疑惑・・・・・256
・薬用化粧品(医薬部外品)の危険性・・・・・258

○外国の良識 日本の非常識・・・・・260

・消費者に何のメリットもない医薬部外品・・・・・261
・アメリカとEUの場合・・・・・263
・フランスと日本の近隣諸国の場合・・・・・264

◇第六章まとめ

1.医薬部外品(薬用化粧品)は世界で日本にしかない化粧品。
2.医薬部外品と化粧品は中身が同じ。広告の表現規制が違うだけ。
3.化粧品は薬事法で全成分表示に規制。医薬部外品は業界の自主規制。
4.医薬部外品と化粧品の成分表示のルールは違うので、チェックする際は要注意。
5.外国の化粧品を医薬部外品として売るときはノーチェック。
6.使用成分の範囲が決まっている医薬部外品のほうが安全に思えるが、効果を出すために大量の合成界面活性剤が使われている

商品であることを忘れてはならない。

○おわりに どういう化粧品を使えばいいのか?・・・・・268

・「成分を開示しているのだから責任はない」という論法・・・・・268
・正しい情報は探せば見つかる・・・・・269
・自分の肌は自分で守るしかない・・・・・272

右向け右! カロチンかカロテンか○あとがき・・・・・272

付録 成分名チェックリスト・・・・・276

◆素肌とは、化粧品を抜いた肌のことです。あなたは、1週間以上、化粧品を使わずに、友人知人の前  で、素肌をさらす自信がありますか?

創業74年 日本唯一のスローコスメ 「ゼノア化粧料本舗」

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あなたの素肌を守るものは? [スキンケア]

スポーツがさかんになって水に落ちないファンデーションが流行しています。

水に落ちないとは?

汗やプールの水、海水に溶けない、ということです。あなたもお使いになっていませんか?

このファンデーションの問題は「落ちない」という物性です。

昔、化粧品が旧式(スローコスメ)だったころは、水に落ちないファンデーションといえば色材をかたい脂に溶かしこんだ物で、使用にコツがいるにしても、これなら安全に使用出来ます。

汗をかいてもプールに入っても落ちませんが、無水型のコールドクリームでマッサージしながらふきとれば、きれいに落とすことが出来ます。最後に石鹸でかすかに残ったコールドクリームを落とせば終了です。この洗顔用コールドクリームも安全なメイク落しです。

でも、今日の落ちないファンデーションの中身は、脂ではありません。合成樹脂です。たとえばシクロメチコン、ジメチコンコポリオールなどのシリコン系の合成樹脂を添加したものです。水に落ちないメイクは出来ますが、今度は洗顔しても落とすことが出来ません。

ではどうするか?化粧品メーカーに問い合わせてみると、

「石鹸では落とせませんから、クレンジングオイルで落としてください」と言われると思います。

シクロメチコンやジメチコンコポリオールは、毒性成分ではありません。刺激のない皮膜剤としてリンスやスキンケアにも用いられています。しかし、これらの成分を使えば、今度はどのようにして安全に落とせるのか、という二次的な問題が生じてきます。

洗浄剤として合成洗剤に似たものを使うのでは、皮膚の皮脂膜を壊し、バリアを壊してさまざまな異物を皮膚に侵入させることになります。無毒だからといって、安全な原料とはいえないのです。

つまり、化粧品を使うのなら毒性のあるなしで化粧品の善悪を判断することは出来ません。

たとえば、

①毒性の強い防腐剤を添加した化粧品が腐り、②毒性の低い防腐剤を添加した化粧品が腐らなかったとしたら、

あなたは、どちらの化粧品が安全だと思いますか?

化粧品中の毒物は個々の名前ではなく、用途、種類数、濃度など総合して判断しなければなりません。

あなた自身が、「使う側の」確かな知識を持たなければ判別不能なのです。


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表示指定成分が入っていない化粧品の正体 [スキンケア]

1960年代ごろから皮膚の弱い人が急に増加しはじめました。化粧品で皮膚を弱くした人だけではなく、本来強いはずの男性さえ弱くなったのですから、化粧品以外の、食生活をはじめとするさまざまな生活環境の変化が私たちの皮膚を弱くしたのにちがいありません。車の排気ガス、過剰な清潔志向による皮膚常在菌の減少なども取り沙汰されています。

皮膚が弱くなれば異物が入りやすくなり、異物が入ればシミになってしまいます。

1960年代ごろから国民の皮膚が総じて弱くなったことは、古くから美容業界にいた人なら誰もが感じているはずです。今日のアトピーの異様な増加はこの延長です。化粧品が普及したこともあってトラブルが増加した為、旧厚生省は1982(昭和57)年、「かぶれの原因になりうる刺激性の成分」としてタール色素83種、その他123種を指定し、その表示を義務づけました。

化粧品にかぶれやすい過敏肌の人は、自分がどういう刺激物質に弱いのかを知っておけば、表示を見てかぶれを避けることができるだろう、というのがこの制度の目的でした。

もちろん、これ以外の原料でもかぶれはおきます。たとえば、合成洗剤の原料は炎症の原因になりうると発表されたのに、指定成分にふくまれていません。いずれにしろ、この制度は「かぶれをふせぐこと」が目的だったのです。

しかし、一部のメーカーはこの制度を抜け目なく販売に転用しました。「こういう毒物は使用していません」という具合にです。

皆さんに一番ご理解して頂きたいことは、

皮膚は、胃や腸のような消化器官ではなく、汗や皮脂や角質などをすてる排泄器官です。つまり、皮膚のバリアが機能していれば、毒物を吸収してしまうことはありません。皮膚は、胃腸の皮とは全く逆の性質の皮なのです。

化粧品と食品は、性質も目的も相反する商品なのですが、そんなややこしいことは抜きにして、「私どもの化粧品には毒は入っていません」といって売り始めたのです。やがて業界全体に指定成分の使用はやめたほうが売りやすい、という風潮が広がりました。

「鉱物油、防腐剤、香料、着色料等といった表示指定成分を一切配合していません」という化粧品が増え、それまでは整髪料にしか使われていなかったポリマーという名の合成樹脂が、クリームとなり、乳液となったのです。50銭(1円の1/2)ぐらいのポリマーが80ml、8,000円の無添加の美容液に化けたのです。

自然派を自称する多くのメーカーがこの制度に便乗して、合成樹脂系の乳液や美容液を売って大メーカーになりました。

中には「変質しやすいので開封後は早めにお使いください」という宣伝もありました。でも開封しても合成樹脂ですから、腐ることはありません。

多くの女性が不審も抱かずに、合成樹脂を顔に塗ってきたのです。メイクの毒性もこういう裏事情があっては防ぐことはできません。

メーカーの言葉を借りて、毒を表示したのが指定成分の制度だというのなら、乳化剤や洗浄剤に使用されている強力な合成界面活性剤が指定されていないのはどういうわけでしょうか?

指定成分の表示制度は業界に完全に悪用されただけだったのです。

あなたは「売る側の」情報に惑わされていませんか?


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常識では見抜けない化粧品の毒性 [スキンケア]

全成分を表示すれば毒物の存在がわかるから、よい化粧品とわるい化粧品が区別できるだろうと思うのは間違いです。その一例をあげると、

洗顔石鹸は、防腐剤や金属イオン封鎖剤の毒性が指摘されている洗顔用化粧品です(実は安全)。

一方、クレンジングオイルはそのような毒性添加物が問題になったことのない洗顔用化粧品です(実は危険)。

この矛盾は、美容を学ぶうえでの長年の経験者ならだれでも感じている事実です。

皮脂膜におおわれた角質層、角質というかたいタンパク、そして脂の層と水の層が交互にかさなっている角質細胞間脂質(角質層内に層状で存在)、このような構成のバリアは、脂と水がまざらないという基本によって維持されています。

水溶性物質は脂の層ではじかれ、油溶性物質は水の層ではじかれます。バリアとはフルイのような存在といえます。

皮膚はこのようなバリアで異物が入らないように守られています。このバリアを構成する脂と水をまぜて洗浄したり、乳化したりすれば、脂層と水層がくずれバリアも消えてしまうことは、予想されて当然ですね。

石鹸は毒性の添加物を含んでいても、このバリアを壊さないから添加物が皮内に入ることはありません。だから皮膚は石鹸に毒されて衰えたりしないのです。

しかし、クレンジングオイルは洗浄力や乳化力が強すぎてバリアを壊してしまいます。だから毒性の添加物が表示されていなくても皮膚にさまざまな異物が侵入して皮膚は衰えてしまうのです。

バリアが壊れたら沢山の異物が入ってひどい皮膚になることは、アトピーからも容易に想像がつくと思います。

「毒を食べたら危険」は食品、「バリアを壊したら危険」は化粧品、という基本の概念を理解できない人に、化粧品の安全性などを語る資格はありません。

しかし、化粧品業界では、いかに女性を信じさせるかが市場競争の基本です。「適正な価格である」「毒性添加物を使っていない」「全成分を公開している」「無香料・無鉱物油・無添加です」など、皮膚への価値ではなくて、こういう無意味な宣伝合戦で勝敗を決めてきたのです。その結果が「お化粧による肌の老化」だったのです。

化粧品公害の原因が、単に毒性添加物にすぎないのなら、はるか以前に化粧品公害などは解決されていたはずです。

また化粧品業界は、角質層の重要な環境である皮脂とはあまりにも組成の違うクリームや乳液を普及させてきました。ポリマー製のクリームや、オリーブ油など特定の油をCMしてクリームの代わりにつけさせるなどがその典型です。これではバリアの基本構造である角質層を維持することは出来ません。

年齢や、皮膚生理に基づかない化粧品を使用したりして、荒れてしまった皮膚は、皮脂に類似した脂質を補充して、角質層本来の環境を再現することが重要です。

創業73年 日本唯一のスローコスメ 「ゼノア化粧料本舗」
http://genoashikoku.com/


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化粧品の毒性成分② バリアを壊す合成界面活性剤、溶剤 [スキンケア]

基本的には、角質層の上に分布している皮脂膜、角質層、そして角質層内の細胞間脂質の層などが皮膚のバリアを形成しています。異物の侵入を防ぐだけでなく、特に皮脂膜は皮膚からの水分の蒸発を防ぐうえでも重要です。

地球規模の人体実験で安全性が保証されている石鹸程度なら問題はありませんが、油と水をまぜる力が石鹸よりずっと強力なものが化粧品中に存在しているとしたら大問題です。

その物質または物質群は、皮脂を水道の水にまぜて流失させたり、細胞間脂質も付近の水にまぜて、やがて流失させることになってしまいます。皮脂や角質層の細胞間脂質が、水とまざって流失したらバリアは完全に壊れてしまいます。このおそれのある原料が合成界面活性剤という原料なのです。

わかりやすい例は、シャンプーや台所の合成洗剤中に40%ぐらいふくまれている合成界面活性剤で、合成洗剤かシャンプーで手の甲を洗うと、その手の甲は水をはじけなくなります。皮脂が完全に流失してしまうからです。

この状態が続くと、水分を保持できない乾燥肌になります。メイクを合成界面活性剤を原料とするクレンジングで落としているとこういう理由で乾燥肌になり、老化を早めることになってしまうのです。

石鹸で洗った場合は、手の甲は水をはじきます。すなわち皮脂は流失せず、当然、より奥の角質層内に存在する細胞間脂質も安全に残り、バリアは健全に維持されています。

合成界面活性剤も石鹸も界面活性剤と呼ばれる物質で、油と水をまぜて乳液にしたり(乳化剤)、脂よごれを洗浄したりする(洗浄剤)ための原料です。

確かに、合成された界面活性剤の中には、界面活性が弱いものも存在します。
しかし、界面活性が弱いものであっても、「濃度」や「数種」の併用などが安全性に大きく影響します。

特に毒性原料として問題なのは、バリアを壊してしまう合成界面活性剤です。「乳化状態が非常に安定した乳液やクリーム」の製造に利用されたり、「メイク落とし用のクレンジング」に利用されている合成界面活性剤です。

安全な界面活性剤を使用していれば、クリームや乳液は酷暑続きの夏などには油と水分が分離したり、香料(油)が容器の上部に集中して揮発します。だから、容器を開封した瞬間に強く匂い、以後使用してクリームの量が少なくなるにつれて匂いがなくなるはずです。また、クリームや乳液が濃くかたくなるはずです。

しかし、皆さんはこのような、商品としては不安定だが皮膚には好ましい、安全な化粧品を見たことはないでしょう。

今日では強力な合成界面活性剤を用いたり、やや弱いけれども複数の界面活性剤の併用で強力化して、商品的には非常に安定したクリームになっている「合成界面活性剤を用いている危険な化粧品」ばかりです。

合成界面活性剤には、角質を溶かし、変性破壊する性質もあります。皮内に留まってこういう毒性を慢性的に発揮しつづける毒性原料なのです。


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美白という大矛盾 [スキンケア]

春から徐々に紫外線が強くなります。すると皮膚に少しずつメラニン顆粒が分布しはじめます。やがて紫外線が無視できないほど強くなったころには、皮膚がメラニンの暗幕で浅黒くなっています。メラニンはUVカット化粧品に配合している紫外線吸収剤と違って、毒性のない、しかもずっと効果のいい天然の紫外線吸収剤なのです。

秋が終わり冬が近づくとメラニンをふくんだ皮膚は、新しい皮膚にとって代わられてもとの白い皮膚になります。これが自然の仕組みです。

紫外線が強くなると、紫外線の毒性による皮膚の傷みが問題になります。だから今述べたようにゆっくりとメラニンをつくっていくのが安全な焼き方なのです。

強い紫外線をあびる海水浴や戸外のスポーツがはやって、紫外線の遮断の方法が問題になっています。

皮膚のためには皮脂の代用となる脂性のクリームに紫外線吸収剤を配合すればいいのですが、現状では脂気をきらって水溶性のポリマーの1%未満の水溶液(乳液状)に紫外線吸収剤を配合しているものが出回っています。

さて、問題は、オゾン層破壊の話題に便乗するかのような美白化粧品の宣伝です。「メラニンの生成を抑え、白い肌をつくります」というコピーを聞いたことがあると思います。春先からゆっくりと安全につくってきたメラニンの天然暗幕をなぜ壊してしまうのでしょうか?

早く焼くと皮膚は赤く炎症をおこします。この早焼きが皮膚を老化させるからUVカット化粧品で日焼けするまでの時間を長くするのです。

紫外線の毒性を防いで一年を無事にすごすのならメラニンをなぜわざわざ美白して壊してしまうのでしょうか?

美白してしまったら、その間はシミやシワの原因になる紫外線の侵入を防げないし、また日焼けという危険な行為を繰り返さなければならないのです。

今一度、じっくり考えて頂きたいのですが、コウジ酸、アルブチン、ビタミンC(前二者は医薬部外品のみ配合が許可されています)など美白剤はすべて水溶性物質です。水にしか溶けません。皮膚の表面は油紙ですから、水溶性物質は完全にはじき返されてしまいます。皮膚に浸透することはありません。

だから合成界面活性剤(合成洗剤の主原料)で皮脂を流失させ、バリアを壊して美白剤を皮膚に入れるのです。

簡単な実験をして頂きたいと思います。

右の腕を石鹸で、左の腕をシャンプーでよく洗います。そして水を両腕にかけて下さい。するとどうなるでしょうか?

右腕は水をはじき、左腕は水をはじけず、水はサーと広がってしまうはずです。石鹸は皮膚のバリア(油紙)を壊しませんが、シャンプーは壊してしまうことを示しています。シャンプーという商品は合成洗剤であり、合成洗剤が皮膚の健康を害する原因がここにあります。

先のテストはシャンプーでなく合成洗剤でもかまいません。

さて、美白剤が乳液に配合している場合ですが、乳液は水と油をまぜてつくるため、界面活性剤という薬品を使います。この薬品が皮脂と角質細胞間脂質を水とまぜることによって流失させてしまうのです。

だから、水溶性物質が脂質にはじかれずに皮内に浸透できるのです。

このことからも、バリアを壊して薬品を皮内に浸透させるのに界面活性剤が用いられることが、はっきり分かったと思います。化粧品の成分説明で、しばしば浸透剤という薬品が出てきますが、実は合成洗剤の原料である界面活性剤のことをいっているのです。

「洗顔しながら美白」というキャッチコピーをよく聞きます。洗顔剤の原料は界面活性剤。界面活性剤はバリアを壊すから、「洗顔しながら美白」ができます。でも、こういった宣伝は、本当に女性の素肌の健康を考えて言っているのでしょうか?

オゾン層破壊による紫外線の増加が問題になっています。こういう条件下ではできるだけ日焼けしないことが望ましいのです。

しかし、日焼けをしないできた人と、肌を脱色して色白になった人とでは話しが違います。美白すなわち健康な皮膚と勘違いしていませんか?

あなたは、今年、毒性がなく、効果のいい天然の紫外線吸収剤であるメラニンを、美白化粧品で壊してしまいますか?

メラニンと美白剤

メラニン

紫外線の発ガン因子(フリーラジカル)を吸収してくれるため、皮膚の奥まで紫外線が入ることはありません。

美白剤

美白をすれば、メラニンができないので、紫外線が入ってきます。しかも皮膚の油紙が壊れて老化の原因にもなってしまいます。


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化粧品の毒性成分① 合成高分子(合成ポリマー) [スキンケア]

皮膚の環境を侵す合成高分子(合成ポリマー)

現在、直接素肌にすりこむ美容液、化粧水、乳液、クリームなどの基剤に合成樹脂や合成セルロースの水溶液を用いたものが当たり前になっています。脂気がなくベタつかないので若者に人気があるし、これらの水溶性高分子は保水性が高いので、長時間しっとりして乾燥肌の女性に人気があります。

生理用ナプキンや紙おむつにみられるように、保水性の高いポリマー(高分子)が開発されて化粧品にも転用されているのです。夏に使うUVカット化粧品には、これら脂気がないポリマー系の乳液が多用されているし、無添加化粧品には特にこの系統の基礎化粧品が多いのです。

このブログを読まれている読者は、すでにご存じだと思いますが、皮膚は皮脂という脂質でおおわれています。人間の皮膚は数百万年も皮脂という環境下ですごしてきたのです。

洗顔化粧品で皮脂の大部分を洗い流して、皮脂の代わりに保水性の高いポリマー製の乳液やクリームでおおったら皮膚の環境はどうなるのか、乳液の水が蒸発した後、これらの合成樹脂の膜が、皮脂膜にとって代わったらどうなるか、皮脂は脂の世界、水溶性ポリマーは水の世界です。皮膚の環境は完全に逆転してしまいます。これは皮膚の環境を破壊する毒性原料なのです。

なお、建材用のビニール塗装を真似て、ツヤがある肌に見せるためにビニール系の樹脂を配合したファンデーションがあります。この化粧品の問題点も指摘したいと思います。

これらのファンデーションは、洗浄がむずかしいのです。素肌用の洗顔剤にたいして、メイクを落とすためのものをクレンジングと称しているのは、こういうメイクを落とすための特に強力な洗顔剤で区別化しているのためなのです。

また、使用されている合成界面活性剤はタンパクを溶解する作用が知られています。皮膚の保護壁、角質層の厚さはわずか100分の2~3㎜しかないので、この原料は特に危険です。

皮膚がすべすべに見えるファンデーションだからといって喜んではいられません。見栄えはいいですが、クレンジングは麻薬に似て、皮膚の老化を早めてしまいます。昔の無水型コールドクリームで落とせないようなメイクは使用すべきではありません。


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シミになる植物エキス [スキンケア]

無添加を好むのはなぜか?

なぜ植物なら安全か?

植物が安全だから、そのエキスが流行しているのではありません。

植物は安全だと消費者が思っているから、植物エキス配合が流行しているのです。

ご存知ですか?

化粧品に利用されている植物の毒性は、ほとんど調査されていないことを。

以前日本経済新聞が化粧品業界がどのような新成分を開発しているのかを特集したことがあります。某社の回答が面白く、「消費者が植物は安全だと思っているので、私どもも植物成分を開発しています」と答えていました。
化粧品業界が植物は安全だと考えているのではなく、「消費者が安全だと考えている」からということです。

一例をあげてみましょう。植物にはフロクマリンという一群の成分が広く分布しています。このフロクマリンは尋常性白斑という病変の治療薬です。これは突然メラニンができなくなる病変で俗に白なまずともいいます。白なまずを治すのだから、フロクマリンはシミをつくる成分なのです。即ち、植物エキスは、シミになる恐れがある成分なのです。

特にフロクマリンが多いのはミカン類、セリ科、マメ科の植物で、果実や樹皮に多いのが特徴です。化粧品の植物エキスをしらべてみると、この3種は非常に多くて数えきることが出来ないくらいです。消費者はシミにならないように、またはシミを治すために植物エキス添加化粧品を買ったのに、そのエキスがシミの原因になるとは夢にも思っていないと思います。

むかし、健康食品の王様だったコンフリーという牧草は、現在では毒性が強いという理由で製造も販売も禁止されています。また美白剤のコウジ酸は発ガン性が指摘されて製造禁止になりました。アカネという植物の食品用色素はやはり発ガン性や肝臓障害で使用が禁止されました。しかし個の成分にアントラキノンという成分があり、この成分はコンフリーの次に健康食品の王様になったアロエもふくんでいるといいます。

皮膚にはバリアがあるから心配ないのでは?と言う方もいらっしゃると思いますが、フロクマリンは皮膚からなかなか落ちず、日光にあたると刺激物となってシミを作ってしまいます。アントラキノンは食べなくても、乾燥肌はバリアがこわれているので、皮膚に入ってしまいます。

効果もはっきりしていないのに、わざわざ危ない植物を皮膚に塗る必要があるのでしょうか?

もともと植物には天敵や対抗する植物を撃退するための毒があります。その毒が石油にふくまれ、

色のきれいなものは・・・・・・タール色素(化粧品では赤104号などと表示)

殺菌力の強いものは・・・・・・殺菌防腐剤

抗酸化作用のあるものは・・・・酸化防止剤、美白剤

紫外線吸収作用があるものは・・紫外線吸収剤

刺激のあるものは・・・・・・・代謝促進剤、刺激剤、血行促進剤などに利用されています。

「植物が安全だ」、というのは迷信でしかないのです。

そして、自然のもの(植物)を使うことよりも、「自然の仕組みを利用する」ことの方が大切ではないでしょうか?

ゼノアは、「自然の仕組みを利用する」ことを美容の基本と考えています。柿の葉ニュース別冊号に、好ましくない植物成分400点を掲載しています。


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